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スポーツ障害の一つ、SLAP損傷をご存じでしょうか
 
こんにちは!
 

 

甲子園も終盤に差し掛かり、準決勝、決勝まで来ています!
そこで本日は、投球の際によく損傷する SLAP損傷 について紹介していきたいと思います。  

SLAP損傷 (上方関節唇損傷)は肩関節におけるスポーツ障害の一つで、関節唇という軟骨組織が上腕二頭筋の作用によって
剥離・断裂してしまった状態の事です。

 

主に野球選手に多い損傷ですが、転倒や交通事故などで肩を強打した際にもよくみられる損傷です。

 

 

 SLAP ( スラップ )とは ?

「  Superior  Labrum  Anterior  Posterior  の頭文字を取った言葉で
意味としては「関節唇の上方が前から後ろにかけて」という意味になります。

 

 

つまりSLAP損傷上方関節唇損傷のことを指します。
肩関節は、正式名を肩甲上腕関節と言い、上腕骨の上腕骨頭と肩甲骨の関節窩という部分で構成されています。
球関節という種類の関節に分類され、身体にある関節の中で最も広い可動域を持っています。
私たちが肩をグルグルと大きく回したりすることが出来るのはこのおかげなんです!

 

しかし可動域が広い反面、関節自体の適合性はあまり良くはなく、上腕骨頭に対して受け皿である関節窩が小さく浅い作りになっている為(上腕骨頭の1/4程しか覆えていない)
関節の安定性は周囲の筋肉・靭帯・関節包などの軟部組織に依存しています。

 

また、肩関節は脱臼の起きやすい部位ともなっています。
この不安定な肩関節を安定させるために存在するのが関節唇です。
関節唇は関節窩の縁に付着しているリング状の軟骨であり、上腕骨頭と接地面積をより大きくすることで、関節の安定性・適合性を高めています。

また骨同士がぶつ時の衝撃・摩擦を和らげたり、関節の動きをスムーズにする働きも持っています。
関節唇の上部には上腕二頭筋長頭腱が付着しています。

 

SLAP損傷が起こりやすい原因

 

オーバーユース(使いすぎ)   

 

テニスなどのサーブ時(肩を挙げる動作)において、関節唇に付着する上腕二頭筋に対して強い収縮力が働きます。
すると上腕二頭筋が収縮すると付着している関節唇に対しては伸張ストレスが加わり、この伸張ストレスが繰り返し加わることによって、徐々に関節唇が損傷もしくは剥離してしまうのです。

また腕や肩を捻る動作も上腕二頭筋に対してストレスが加わります。
好発するスポーツとしては野球をはじめ、肩よりも腕を高く上げる動作が伴う「オーバーヘッドスポーツ」と呼ばれるスポーツにおいて多く発生します。

* 野球 * テニス * バレーボール * ハンドボール * 水泳 * 陸上  (投てき種目)など、、、

 

急な外力によるもの

SLAP損傷はスポーツにおけるオーバーユース以外にも、急激なが外力が加わることによっても発生します。

 

1つ目は転んで手を着いた時です。

転んだ際に肘が伸びた状態で手を着いてしまうと、衝撃がダイレクトに肩関節に伝わってしまいます。
そうすると関節窩に対して圧迫力が働き、関節唇が傷ついてしまいます。
交通事故や冬場のスキー・スノーボードなどが代表的な例として挙げられますが、普通に歩いていて転倒した際でも十分起こりえるので注意が必要です!

 

2つ目は腕を強く引っ張られた際です。

腕を急に引っ張られることによって直接的に上腕二頭筋が引っ張られ、腱が付着する関節唇ごと剥がれてしまいます。
腕が引っ張られる以外でも、重い物を運んでいる際に滑って落としてしまったりしても同様の事が起こる可能性があります。
関節唇損傷は症状が悪化してしまうと手術をしてしまう損傷です!

ほんの少しの方の痛みでもそのままにしていかずぜひゼロスポ鍼灸院整骨院福島東店にご相談下さい。 根本的な問題点からひとつずつ改善していきましょう!

 

 

<最後に>
当店では、痛みの改善だけでなく姿勢、ダイエット、小顔等のお悩みも改善していきます。お悩みの原因が何かを突き止めた上で治療を提案させていただいております。
また、改善後のトータルケア指導もさせて頂きますので、少しでも気になった方は当店にお問い合わせください!

 

 

 

∼お問い合わせ∼

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